名前のとおり、旗のような形をしている旗竿地ですが、最近では都市部を中心に販売されています。
こちらの記事では、旗竿地のメリット、購入することの注意点やデメリットをご紹介します。
旗竿地とはどのような土地?メリットを見てみよう!
旗竿地(はたざおち)とは、細い路地の先にある土地のことであり、竿を付けた旗のようなかたちをしていることからこのように呼ばれています。
「変わった形状だけど大丈夫?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、実は意外なメリットがあるんです。
・土地価格が安い
旗竿地は、同じ面積の土地や周囲の土地の相場と比較すると、坪単価が安くなる傾向にあります。
一般的な四角形の土地(整形地)よりも、旗竿地などのような不整形地のほうが割安であるため、お得に土地を購入できるのです。
・周囲の騒音などが気になりにくい
細い路地の奥に家を建てるため、そのぶん車の走行音が気になりにくい、通行人から家の中が見えにくいなどといったメリットがあります。
トラックなど大型車が走行する際には、振動や排気音で家のなかのものが揺れることがあり、ストレスになってしまう人もいるでしょう。
騒音や周囲の人の目を気にしがちな方にとっては、旗竿地は穏やかで快適な生活ができそうです。
旗竿地を購入することの注意点やデメリットとは?
ほかの土地よりもリーズナブルで快適に生活ができると聞くと、旗竿地に家を建てたいと考える方もいるかもしれません。
土地の購入を検討している方は、以下で紹介するデメリットと注意点についても把握しておいてくださいね。
・通風性・採光性を考慮する
旗竿地に建てられた家は、周囲の建物によって日当たりや風通しが悪くなってしまう可能性が考えられます。
風通しや日当たりが悪いと、家の中に湿気がたまったり洗濯物が乾きにくかったりと、日々の生活に支障をきたしてしまいます。
ただ、大きな窓や勾配のある天井、天窓を設置することによって改善できるケースがあるので、家選び・新築を検討の際には、建築士や不動産会社とよく相談してみてください。
・無駄なスペースになる可能性も
細い路地部分を駐車場として利用できるならベストですが、マイカーを所有しておらず、明確な用途を決めていない場合、路地部分が無駄なスペースとなることが考えられます。
路地の両サイドに家があるなら、あまりプライベートなものを設置するのは難しく、そのまま放置をしている…といったことになりかねません。
小さな子どもがいる家庭では遊び場として活用するのもよいですが、騒音など近隣住民に配慮する必要があります。
まとめ
比較的安く購入できる旗竿地ですが、快適に暮らすためには家の設計段階からこだわりを持つことが重要です。
何十年と暮らすマイホームなので、メリットだけにとらわれずデメリットをできるだけ解消していく家探しを目指しましょう。
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